この度「小規模事業者持続化補助金に係る補助事業」の支援を受け「ならい装置付き木工旋盤」を導入しました。
山形県では、「やまがた木育推進事業」により木製遊具の需要が高まっており、公共施設では木のボールプールなどの導入が増えています。
こうした需要に対応するため、旋盤加工技術を活かした製品開発を進めてきました。
「ならい装置付き木工旋盤」の導入により、作業の効率化と販路の拡大を目指してまいります。
![今回導入した「ならい装置付き木工旋盤」](https://m-mokko.net/wp-content/uploads/2021/03/1cfa1a1b71cbbbe9367437a3109cf6d0-600x450.jpg)
「ならい装置付き木工旋盤」を使用した製品例
![保育施設に設置した肋木](https://m-mokko.net/wp-content/uploads/2021/03/ce86256615a3559fac1fb15caf18ed69-600x450.jpg)
未就学児の保育施設で使用する肋木。子供たちが握る棒を旋盤加工で仕上げが可能。
子供の小さな手でも握りやすく、かつ十分な強度を確保するために、最適な硬さの木材を最適な直径に加工することができます。
肋木に限らず、長尺の丸棒を任意のサイズに加工可能です。
![車輪の加工精度が向上](https://m-mokko.net/wp-content/uploads/2021/03/9897d88453b13e07568ca63588d75fa6-e1616762188648-338x450.jpg)
押し車の車輪の加工に旋盤を使用しました。
電動糸鋸やドリルを用いた従来の加工よりも、精度よく円形の部品製作が可能になります。
木のボールプールの木球も加工が可能になりました。
単純な球体だけでなく、ひょうたん型や涙型など、独自の形状で製作が可能です。
これまで以上に加工できる形状が増え、さまざまな製品開発が可能です。